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生理学者ハンス・セリエはストレスが加わった時に反応についての身体の変化を提唱しました。その学説を『ストレス学説』と呼びます。今日は、ストレス学説についてご紹介いたします。
セリエは、外部からの刺激を受けて緊張したり身体にひずみが生じると、これに対応しようとして体内で非特異的な生理的反応が起こるというのです。この非特異的な反応をストレスと呼び、その反応を生じさせる有害な外部環境をストレッサーと呼びました。そして、ストレッサーに対する生体の適応現象をセリエは『一般適応症候群』といい、これには3段かがあるとしています。
第1段階 警告反応期
身体が連続的にストレッサーにさらされたときに緊急的に反応する段階です。体温・血圧・血糖値が低下し、神経の活動が抑制され、筋緊張が低下、血液濃度の上昇などの反応が現れます。次いで、副腎が肥大し、胸腺・リンパ組織が委縮し、血圧・体温・血糖値が上昇し、神経の活動が促進され、筋緊張が高まるといった、生体防御反応が現れます。
第2段階 抵抗期
持続しているストレッサーと抵抗力のバランスがとれて、適応現象が安定している段階です。この適応した状態が持続するにはエネルギーが必要となります。この適応エネルギーが消耗されてしまうと適応力がていかして、次の疲憊(ひはい)期に移行します。
第3段階 疲憊期
抵抗力が失われてしまい、再び体温が下降し、胸腺・リンパ組織が委縮し、副腎の機能が低下し、生体維持機能が乱れてしまいます。
これがセリエのストレス学説です。
このように、ある程度のストレスには適応が可能ですが、適応能力を超えたストレスは身体を壊してしまいます。ある程度のストレスは仕方がありませんが、ストレスをためないようにご注意ください。
人体に必要なミネラルを必須ミネラルには、27種類あります。
必頻ミネラルは人体に含まれる量によって7種類の主要ミネラルであるカルシウム・マグネシウム・カリウム・ナトリウム・塩素・リン・鉄と、人体に10グラム以下の20種類の微量ミネラルであるコバルト・クロム・銅・フッ素・硫黄・ヨード・マンガン・亜鉛・セレニウミム・モリブデン・ケイ素・リチウム・バナジュウム・ヒ素・チタン・アルミニウム・バリウム・タングステン・ニッケル・ゲルマニウムに分けることができます。
ミネラルは食事から摂取する事が理想ですが現実的に難しいといわれています。その為、サプリメントで摂取する方も増えてきています。その結果、ミネラルを取りすぎる方も増えミネラルの過剰摂取による弊害が起こっています。
ミネラルは生体にとって不可欠な物質ですが、過剰摂取は逆に中毒を起こす危険性のある性質なのです。ミネラルの生理作用には、ホルモン分泌、消化吸収の際に必要な酵素、神経の働きの調節、ビタミンなど生体にとって重要な役割を果たしています。
食生活の偏りやインスタント食品ばかりの食事になると、ミネラルの不足が起こります。その結果、神経の働きに乱れが起こり自律神経失調症が発症しやすい体内環境になってしまうことも考えられます。食生活は重要です。食の偏りにはくれぐれもご注意ください。
ストレスは物理学的に『物体に力が加わった時に生じる物体内の”ゆがみ”』の事を言いますこれは、医学や生理学でも同じように考えます。外部から加わった刺激に対して身体が反応します。
それでは、生き物はストレスを感じたらどのようになるのでしょうか?
これにはウォルター・キャノンという生理学者の発見が重要となります。ウォルター・キャノンは、犬に吠えられて緊張状態にある猫の血液中にアドレナリンという交感神経系の伝達物質がたくさん存在する事を発見しました。この緊張した状態において、アドレナリンの作用によって心拍数が上昇し、瞳孔が開き、筋肉内の血液循環が促進され、消化器系の働きが抑えられます。このようにこの緊張状態に対応しようとしたのです。キャノンはこのような状態になる事を『ストレス』という言葉で表現したのです。
このように、動物はストレスを受けると自律神経が反応をします。この反応が悪いということではありません。これは生きていく上で必要な反応です。ですが過剰なストレスがかかると、交感神経優位な状態が継続され、血中アドレナリン濃度が高い状態が維持されてしまいます。その結果、自律神経機能に乱れが起こってしまいます。そして自律神経機能が乱れた状態が継続した状態が自律神経失調症なのです。
現代社会は非常にストレスが多く”ストレス社会”とも言われています。気晴らしをすることで、ぜひストレスをためないようにお気を付け下さい。