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花粉症は、免疫反応の過剰な状態であるアレルギーと呼ばれる状態です。アレルギーは1型(即時型・アナフィラキシー型)アレルギーと呼ばれるタイプにあてはまります。このアレルギー反応は、抗原である花粉と接触して数分以内にアレルギー反応がおこることが特徴的です。アレルギー反応には、肥満細胞と呼ばれる細胞が関与しており、肥満細胞には免疫反応を起こすIgE抗体が結合しています。このIgE抗体に花粉が付着すると、肥満細胞が脱顆粒を起こします。その結果、顆粒内にあったヒスタミンなどの刺激性物質が炎症を引き起こしアレルギー反応がおこります。
それでは、なぜこの無害な花粉に対して免疫反応が起こるのでしょうか?当院では、自律神経失調症が関与していると考えています。免疫反応を正常に活性化するのは副交感神経の働きです。人間の自然治癒力を活性化する白血球は、副交感神経が優位なときに活性化します。この副交感神経の働きが、乱れてしまい交感神経優位な状態になることによって免疫系に乱れが起こります。そうすると、過敏反応が起こってしまったり、免疫力の低下が起こってしまいます。その結果、花粉症が発症してしまうということになります。
『花粉症が治った』というのを聞かれたことのある方もいらっしゃると思います。もしアレルギー反応で花粉を抗原として認識した場合、この抗原としての認識がなくなるということはないと考えられます。ですが、”花粉症が治った”ということは実際に花粉に対するアレルギー反応がなくなっているのです。
自律神経の働きを改善して”花粉症の改善”を目指しましょう。
自律神経失調症になると、夜睡眠がとれなくなる方がいらっしゃいます。このような状態を不眠症と呼びます。この不眠症は3つに分けられます。
1.早期覚醒
早期覚醒は、朝早く目が目が覚めてしまう状態を指します。高齢者に多くみられるのが特徴です。
2.中途覚醒
中途覚醒は、夜に何度も目が覚めてしまう状態を指します。また、途中で目が覚めてもすぐに寝られる方は問題ありませんが、途中で目が覚めてなかなか寝付けない方を特に中途覚醒と呼びます。多いのは、2時間〜3時間周期で目が覚める方です。
3.入眠障害
入眠障害は、布団に入ってからなかなか寝付けない方を指します。布団に入って30分以上寝付けない場合には入眠障害と考えることができます。
これらの睡眠障害が1度だけ起こるような場合には、不眠症ではありません。この状態が継続しておこった場合には不眠症の可能性があります。
不眠症になってしまった方に試してもらいたいのが、夜に寝る前1時間は目を酷使しないことです。特に、光の刺激は交感神経を興奮させてしまいます。蛍光灯レベルであれば問題ありませんが携帯電話の画面の光、テレビの光、パソコンのディスプレイの光などは交感神経を興奮させる可能性のある刺激です。お気を付け下さい。
生活リズムの乱れは自律神経失調症になりやすい?
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ブログ】
人間の体には、体内時計と言われる一定のリズムが備わっています。これを生理学的にサーカディアンリズムと呼びます。毎日同じぐらいの時間に目が覚め、同じぐらいの時間に眠たくなる、また食事に関しても、毎日ほぼ同じぐらいの時間にお腹がすいてくる等日常生活はすべてほぼ同じリズムによって繰り返されています。このリズムは、自律神経機能とホルモンバランスによって保たれています。このような生活リズムを繰り返し、日々変わらぬ生活を送ることが自律神経の働きを安定させるためには重要です。
この生活リズムを狂わせてしまうことによって、自律神経機能は乱れてしまいます。もちろんリズムを狂わせるのが1日・2日であれば、自律神経機能はすぐに修復されます。ですが、リズムを狂わせる生活が長期間続くとホルモンも乱れ自律神経機能の回復は難しくなっていきます。その状態が、自律神経失調症です。
自律神経の最高中枢は、間脳の視床下部というところにあります。この間脳の視床下部は、自律神経の最高中枢であるとともにホルモン分泌の最高中枢でもあるのです。生活の乱れが、長期間続くことによって間脳の視床下部の働きは乱れた状態に合わせようとします。このような状態になると、本来の体内リズムから離れて行ってしまいます。そうすると、元に戻そうとした時に、間脳の視床下部は混乱してしまいます。その結果、ホルモン分泌異常と自律神経機能の乱れが起こり修復が難しい状態となります。
このような状態にならないためには、”生活リズムの安定”が重要である事がわかっていただけると思います。重要なことは、睡眠をしっかりと取る、食事はゆっくりと取る、適度な運動を行うの3点に気をつけて生活をしてみてください。